便秘と痔
デスクワークの多い昨今、男女を問わず、さまざまなサラリーマンたちにとって、大きな声ではいえない悩み、それが「痔」ではないでしょうか。とくに女性にとってみれば、「痔になっちゃったわ」だとか、「便に血が混じるのだけれど・・・」と口に出して言うことはなんとなくはばかられ、ひとりで辛い思いをしている人が少なくないのではないでしょうか。
実際、便秘と痔はとても深い関係があるといえるでしょう。毎日のお通じが快適な人であれば、便中に適度に水分が含まれているため、便はスルスルとオシリの穴から排出されます。そこに無理な負荷はかからないため、出血することはありません。
一方、便中の水分が少ない人の場合、便は乾いた状態でオシリの穴を通り、押し出されることとなります。ここに無理が生じ、出血します。簡単にいえば、これが「痔」の状態です。
運動不足やストレス、多忙な仕事によるかたよった食生活、繊維質の不足などなど、さまざまな要因が重なり、一度この状態になると、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)にも影響を与え、非常にやっかいです。
このようにお通じと食生活・日常生活は深く関連しています。便の快適な人は、普段から食生活もそれなりに気をつけていて、忙しいなかでも、時間をみつけて運動をしている人が多いのかもしれません。たとえば、エスカレーターやエレベーターを使う代わりに階段を利用することを毎日積み重ねるだけでも、大きな運動不足解消となるでしょう。
また、女性に多いのですが、もとから便秘体質の人もいるかもしれません。そんな方は自分の体質に合った水分(ジュースではなく、ミネラルウォーターや緑茶、中国茶、麦茶など)を意識して摂るようにするとよいでしょう。


