弛緩性便秘
ひとくちに便秘といっても、いろいろな種類があります。弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)は、腸のはたらきが鈍くなることから起こる便秘です。弛緩性便秘は、腹筋をはじめとする筋肉のパワーが弱くなっている方に起こりやすいという特徴があります。そのため、弛緩性便秘はどちらかといえば、若い世代よりもシニア世代であらわれやすくなっています。また、出産後も女性も、体力の低下で弛緩性便秘を起こしやすくなっています。ただし、現代では若い世代でも筋力が弱くなっているケースが多く、年齢に関係なく弛緩性便秘となる恐れがあります。
弛緩性便秘になると、せっかく排便できた日でも、すっきりしない感じが残ります。そして、便秘とともに、お腹が張る不快さを感じることが多いでしょう。弛緩性便秘が起こると、たいていの方は血液の流れも鈍くなっています。そのため、冷えやすくなっており、特に手足の冷えに悩まされるケースが多くなります。改善しないでいると、だるさや頭痛をともなうようになります。
弛緩性便秘から解放される一番の近道は、なんといっても筋肉のパワーを取り戻すことでしょう。特に腹筋を鍛えることで、弛緩性便秘を改善しやすくなります。また、食生活を見直すことも、弛緩性便秘対策となります。外食の多い方は、玄米・野菜・豆・海草などを取り入れて、食物繊維を豊富に摂取することを心がけましょう。弛緩性便秘対策として、こまめに水分をとることも大切です。


